第69回 日本伝統工芸展(岡山県開催)
我が国には、世界に卓絶する工芸の伝統がある。
伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることのないのが本来の姿である。
伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではない。
伝統こそ工芸の基礎となるもので、これをしっかりと把握し、父祖から受け継いだ優れた技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務であると信ずる。
昭和25年、文化財保護法が施行され、歴史上、若しくは芸術上特に価値の高い工芸技術を、国として保護育成することになった。
私どもは、その趣旨にそって、昭和29年以来日本伝統工芸展を開催してきた。
このたび、平素の研究の成果をあつめ第69回展を開き、ひろく人々の御清鑑を仰ぎ、我が国工芸の健全な発展に寄与しようとするものである。
Artist
- 木戸 優紀子
- 伊勢﨑淳、隠﨑隆一、川端文男、久保田厚子、小山陽子、豊福博、宮尾昌宏、山本雄一、横山ゆきえ
Detail
- 会場
- 岡山県立美術館
- 会場住所
- 〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町8-48
- 会期
- 2022年11月17日 〜 2022年12月4日
- 時間
- 9時から17時 11月17日(木曜日)は10時開場、11月26日(土曜日)は19時まで いずれも入館は閉館30分前まで 休館日:11月28日(月曜日)
- 詳細
- https://okayama-kenbi.info/exh-20221117-denko69/