第8回 先人たちの英知を受け継ぎ、進化しつづける 丸善・九谷焼展 優美な色絵の世界
豪快かつ色調渋く独特の魅力があり、柿右衛門、色鍋島、仁清と並んで、日本の色絵陶磁の代表的なものとなっている九谷焼。
「呉須(ごす)」と呼ばれる藍青色で線描きし、「五彩」と呼ばれる赤・黄・緑・紫・紺青の5色で絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法で、絵柄は山水・花鳥など絵画的で大胆な上絵付けが特徴的です。
石川県・九谷で生まれた九谷焼は、360年の歴史があり、明治期には貿易品として海外に輸出されるようになり「ジャパンクタニ」として世界に名を轟かせました。
1869年より、国内外の優れた逸品をご紹介してきた丸善では、伝統を継承しながら現代の暮らしに合わせて変化をし続ける九谷焼の魅力に迫ります。
花器、茶盌、香炉、酒器などの美術品から、湯呑、茶碗、皿などの日用品まで、現在活躍する九谷焼の巨匠から若手作家の作品を幅広く取り揃えました。
未来へ進化しつづける九谷焼の変遷をお楽しみください。
Artist
- 木戸 優紀子
- 山本篤、仲田錦玉、井上雅子、野上映翠、早助千晴、三ッ井達也、山中塗 針谷絹代、 川上真子、河本真詩、島田 琉生、仲川 瑤、AOI
Detail
- 会場
- 丸善日本橋店 3階ギャラリー
- 会場住所
- 〒103-8245 東京都中央区日本橋2丁目3-10
- 会期
- 2024年5月29日 〜 2024年6月4日
- 時間
- 9:30~20:30 (※最終日は15時閉場)
- 詳細
- https://honto.jp/store/news/detail_041000094834.html?shgcd=HB300