山田 果林
山田 果林 YAMADA Karin
主に手がける作品:漆芸

「伝統とは、先人たちがその時代の感覚を取り入れ、より良いものを生み出し続けた革新である。」
この言葉は、伝統工芸の一つである漆芸を香川県漆芸研究所で学び、強く実感したことです。

私は、漆を使いものづくりをすることで、時代を学び、自然を学んでいます。

作品の多くは、自然が長い時間をかけて生み出す様々なテクスチャーへの憧憬をもとにつくりあげています。
大量なモノに溢れる現代、モノを生み出す私達にも責任が伴います。
だからこそ素材と手仕事にこだわり、暮らしを豊かにしてくれるものづくりを次世代に繋いでいきたいと考えています。

そのために現在、国産漆を守るため、漆の植栽や漆掻きについても学んでいます。
今後、それらを通して漆という一つの素材をきっかけに自然を身近に感じてもらえるような活動を広く展開していきたいです。

「伝統とは、先人たちがその時代の感覚を取り入れ、より良いものを生み出し続けた革新である。」
この言葉は、伝統工芸の一つである漆芸を香川県漆芸研究所で学び、強く実感したことです。

私は、漆を使いものづくりをすることで、時代を学び、自然を学んでいます。

作品の多くは、自然が長い時間をかけて生み出す様々なテクスチャーへの憧憬をもとにつくりあげています。
大量なモノに溢れる現代、モノを生み出す私達にも責任が伴います。
だからこそ素材と手仕事にこだわり、暮らしを豊かにしてくれるものづくりを次世代に繋いでいきたいと考えています。

そのために現在、国産漆を守るため、漆の植栽や漆掻きについても学んでいます。
今後、それらを通して漆という一つの素材をきっかけに自然を身近に感じてもらえるような活動を広く展開していきたいです。

Career

香川県生まれ
京都造形芸術大学 芸術学部 美術・工芸学科 彫刻コース 卒業
粟島アートインレジデンスAIR 参加
香川県漆芸研究所 研究生課程 修了
香川県漆芸研究所 研究員課程 修了

2016年 香川漆芸美術展〜その始まりと今〜(香川県立ミュージアム/香川)
2017年 ZOKOKU 香川県漆芸作家展(東京国際フォーラム/東京)
2017年 家庭画報×香川漆芸×セルジオロッシ
2018年 霽れと褻のうるし展(桜ショップ高松店/香川)
2018年 台湾×香川 漆芸交流展(香川県文化会館/香川)
2019年 KAGAWA 霽れと褻のうるし展(桜ショップ銀座店/東京)
2020年 漆日和(灸まん美術館ギャラリー/香川)
2020年 漆と日常着の2人展(Maker Kyoto/京都)
2021年 漆・衣・香 3人展 (CURRO/香川)
2022年 Art Fair Tokyo 2022 (東京国際フォーラム/東京)
2022年 漆・衣・香 3人展 (Tool/香川)

香川県にて活動中

Exhibitions

2024
9.6-9.16
浅野絵莉 山田果林 うるし二人展

浅野絵莉 山田果林 うるし二人展

香川県まちのシューレ963 店内ギャラリー
日本にはうるしを塗るという
独特な表現方法があります。
非日常・祝祭の「ハレ」と日常の「ケ」。
その両方に登場する道具は、日本ではうるしでした。

浅野絵莉と山田果林、香川で修行を重ねた2人の作家が、
日常と非日常を彩る、うるしの作品を並べます。

そして2人の強い想いから、今年1月の能登半島地震の
チャリティーを兼ねたイベントも合わせて開催します。
漆塗り専門の研究所を日本で香川と輪島だけが持っています。
香川漆芸と輪島塗の交流を通して、
うるしの世界を体感してください。